土地を選ぶ

注文住宅は今のようなこだわりを表現するという形になったのは戦後になってからです。
今から60年ほど前には既に注文住宅はあったと言われていますが、当時は住宅ローンなどの整備はまだされておらず、お金を貯めに土地を購入してそれからようやく家を建てるという手順だったのです。
それゆえ住宅を購入する選択肢はほとんどなかったと言えます。
住宅ローンが整備されてくると、現金を持っていない人でも20年や30年のローンを組んで住宅を購入するということができるようになりました。
現在ではとても個性的な住宅が増えています。
それは不況という時代背景を考えると、多くの人はできるだけ安い家を買うはずです。
つまりデザインに個性がなければ安いほうを選んでしまうのです。
そこでデザインにこだわる人たちが増えてきたからだと言えます。

今後の動向についてはどうでしょうか。
今後についてはその時代背景を参考にすると見えてきます。
しばらくは世界で不況が続くでしょうからこの国もその影響は続き、新築注文住宅よりも建売住宅や中古住宅が好まれると言われています。
ですが、違う見方をすることもできます。
注文住宅が高いと言われているのは土地を最初に購入して、その後に別途住宅を建てるとなると、土地代のほかに建物代もかかるため、建売住宅や中古住宅よりも高くなるからだと言われています。
ですが、親が住んでいる家を建て直して注文住宅にするパターンも結構多いのです。
その場合は建物だけの価格が必要になり、土地を購入することはありませんので、むしろ建売住宅や中古住宅よりも安く出来上がる計算になります。